前回の記事では、私がレブル1100DCTを選んだ理由についてお話ししました。
今回は実際に所有し、街乗りからロングツーリングまで乗り続けて感じている「買って良かったこと」を5つ紹介します。
レブル1100DCTが気になっている方の中には、
- 大型バイクは重そう
- 足つきは大丈夫なのか
- DCTは本当に便利なのか
- 燃費はどれくらいなのか
と気になっている方も多いと思います。
この記事ではスペック表だけでは分からない実際の使用感をお伝えしたいと思います。
① ツーリングの帰りに実感するDCTの快適さ
レブル1100DCTに乗っていて最も恩恵を感じるのは、実は出発直後ではなくツーリングの帰り道です。
ツーリングでは、
「まだ帰らないといけない」
という意識がどこかにあります。
行きは元気でも、観光や食事を楽しみ、景色を見て回った後の帰路では少しずつ疲労が蓄積してきます。
そんな状態で遭遇するのが、
高速道路の渋滞。
市街地のストップ&ゴー。
信号の連続です。
私自身、過去にはビッグスクーターにも乗っていました。
ビッグスクーターはクラッチ操作がありません。
それでも車体を支えながら何度も足を着く動作は疲れます。
さらにMT車になると、そこへクラッチ操作も加わります。
最近のバイクはアシストスリッパークラッチのおかげでかなり軽くなっています。
それでも長距離ツーリングの終盤では、左手の疲労がじわじわ効いてきます。
その点、レブル1100DCTはクラッチ操作が一切不要です。
停車しても左手はフリー。
発進もアクセルを開けるだけです。
周囲の車や歩行者、信号の変化などに意識を向ける余裕が生まれます。
疲れが溜まった帰り道ほど、このありがたさを実感します。
若い頃は、疲れることも含めてバイクだと思っていました。
ある意味、疲れてこそ走った気になっていた部分もあります。
しかし今は違います。
疲れ切って帰宅し、翌日まで動けなくなるよりも、
「また来週も走ろう」
と思える余力を残す方が大切だと感じています。
そして疲れ切った帰り道ほど、ヒヤリとする場面は増えます。
DCTの価値は、楽をすることではありません。
長く旅を続けるための余裕を作ってくれることだと思っています。
② 13Lタンクの実力と、お財布に優しい燃費
タンク容量は13Lとコンパクトですが、燃費は走るシーンによって大きく変わります。
実燃費の目安
| 走行シーン | 実燃費 |
|---|---|
| 街乗り・渋滞 | 約16〜19km/L |
| ツーリング | 約20〜24km/L |
| 高速道路 | 約22〜26km/L |
ストップ&ゴーが多い市街地では、大排気量車らしい燃費になります。
一方で信号の少ない郊外路や高速道路では燃費が大きく伸びます。
特に高速道路では、DCTが効率の良いギアを自動で選択してくれるため、低回転で巡航しやすく、リッターバイクとは思えない燃費になることもあります。
満タン時の航続距離は理論上260km前後ですが、実際には200〜220km程度で給油を意識すると安心です。
そして地味にありがたいのがレギュラーガソリン仕様であること。
ツーリング先で給油するとき、自分だけレギュラーで済むのは財布に優しく、ちょっと嬉しいポイントです。
※タンク容量については正直、物足りなさも感じています。詳しくは③の記事で触れています。
③ 一度使うと戻れないオートクルーズ
レブル1100DCTで特に気に入っている装備の一つがオートクルーズです。
正直なところ、
「これが無い大型バイクには戻れないかもしれない」
と思うほど便利です。
高速道路を長時間走ると、アクセルを一定に保つだけでも意外と疲れます。
特に右手。
そして肩。
知らないうちに疲労が蓄積します。
オートクルーズを使うと、その疲労が大きく軽減されます。
高速道路を利用した長距離ツーリングでは、本当にありがたい装備です。
派手な機能ではありません。
しかし実際に使うと、
「なぜもっと早く使わなかったのだろう」
と思うほど便利です。
私がレブル1100ではなく、あえてレブル1100″DCT”を選んだ理由の一つでもあります。
④ 大型バイクとは思えない足つきの良さ
レブル1100DCTの大きな魅力の一つが足つきの良さです。
大型バイクというと、
重い。
大きい。
取り回しが大変。
というイメージがあります。
しかしレブル1100は違います。
シート高は非常に低く、シート前方も絞り込まれています。
数字以上に足つきが良く感じられます。
また233kgあるDCT仕様でも重心が非常に低いため、停車時に重さを感じにくいのも特徴です。
近所の買い物。
狭い駐輪場。
Uターン。
切り返し。
旅先の知らない場所。
こうした場面で足つきの良さは大きな安心感につながります。
私がアフリカツインではなくレブル1100を選んだ理由の一つも、まさにこの部分でした。
⑤ 「また乗りたい」と思わせてくれる快適性
最後は数値では表せない部分です。
純正シート。
270度クランクの鼓動感。
純正スクリーンによる防風効果。
どれも派手ではありません。
しかし長距離ツーリングを繰り返していると、その積み重ねが効いてきます。
純正シートは思った以上に快適です。
1日300km以上走ることもありますが、腰への負担は比較的少ないと感じています。
音についても、私はノーマルマフラーで十分満足しています。
静かすぎず、うるさすぎず。
長距離を走っても疲れにくい音です。
純正スクリーンも胸元に当たる風をうまく逃がしてくれます。
高速道路での疲労軽減に確実に役立っています。
こうした一つひとつは小さなことです。
しかし、それらが積み重なることで、
「またどこかへ行きたい」
と思わせてくれるのです。
まとめ
レブル1100DCTを購入して良かったと感じるポイントは、
- 帰り道ほどありがたさを感じるDCT
- レギュラーガソリン仕様と良好な燃費
- 長距離で威力を発揮するオートクルーズ
- 大型バイクとは思えない足つきの良さ
- また乗りたくなる快適性
です。
どれもカタログスペックでは伝わりにくい部分かもしれません。
しかし実際に所有してみると、
速さやパワーよりも、
疲れにくさ。
安心感。
快適性。
そういった部分の価値を強く感じます。
私自身、購入から時間が経った今でも、
「このバイクを選んで良かった」
と思っています。
それは速いからではありません。
これからも長く旅を続けられそうだと思えるからです。
▼あわせて読みたい
- 前の記事:私がレブル1100DCTを選んだ理由〔URLは公開後に追記〕
- 良いことばかりではありません:レブル1100DCTの不満点・後悔した点〔URLは公開後に追記〕


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